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  • TOYOFUMI KATAGIRI

糖質は必須栄養素にあらず

更新日:2月17日

2009年にオーストラリアに渡ったのは、実はオステオパシーを学ぶためではなく、ナチュロパシーの学校に行くためだった。


ナチュロパシーとは自然療法士のことで、栄養学の知識をもとにハーブやサプリメント、ホメオパシーのレメディなどを用いて生活習慣全般のアドバイスをするのが仕事である。


私も日本で生理解剖学は勿論だが、栄養学は徹底的に学び、オーストラリアでも数年に渡り勉強した。


しかし、栄養学を学ぶなかでずっと疑問に思っていたことがあった。


それは「3大栄養素として糖質は本当に必要なのか?」という問いである。


もちろん、「カラダの機能維持」に糖質は必要であることは分かっている。特に脳や神経系は糖質以外をエネルギーとして使うことができない。


ただ、私が言いたいのは「必須栄養素として外から摂取する必要があるのか?」という意味である。


何故なら、もともと体にはタンパク質や脂質から糖を合成する機能が備わっているからである。


当然、体内で合成できないタンパク質や脂質は、その名の通り必須アミノ酸、必須脂肪酸とあるが、必須糖質とはならない。


実際、タンパク質と脂質を主食とする肉食動物の血糖値は常にパーエクトを保っている。


また、草食動物の摂る草、木の葉は炭水化物であるけれど体内でほとんど吸収されない食物繊維であるため、糖質は摂取していないに等しい。が、それでも体内の血糖値は常に正常値を保っている。


その他にも、歴史的な検証などあるが、私が最終的に出した結論は、、


「糖質(炭水化物)は必須栄養素にあらず」である。


では、糖質とは何か?


私は「嗜好品」だと考える。


体に悪いと分かっていても、ついつい欲してしまう。つまり中毒性のあるものとしての認識である。


つまり、酒やタバコ、カフェインなどと同類である。


タンパク質や脂質には中毒性はない。


でも、糖質は常に持ち歩かなくては落ち着かないほど中毒性がある。


それでも何故、世間は糖質を「必須栄養素」に仕立て上げたいのか?


歴史的に、中毒性があるものには常に莫大なビジネスと関係があるのも事実である。が、それに関してはみなさんのご想像にお任せする。

実はここからが本題である。


私が行なっているオステオパシーの格言の一つに、「The rule of the artery is supreme.」というのがある。


要は「血流は最も大事」という意味である。


そしてほとんどの体の不調は、この「血流」特に「毛細血管」の流れと関係している。


頭痛、めまい、肩こり、冷え、皮膚疾患、水虫、ドライアイ、難聴、免疫力の低下、怪我の回復、疲れ、高血圧、動脈硬化、静脈瘤、血栓症、脳卒中、心筋梗塞、アルツハイマー、パーキンソン、がん、などなど、あげればキリがないほど病気と血行不良は関連性は深い。

では血流を悪化させる原因は何か?


私が読谷ホリスティックスで色々な方を施術してきた経験から、一番多いのが自律神経系の不調である。


これは、私がいつも言っている「マインド」に起因するものが最も多く、交感神経系の長期間にわたる過緊張から「毛細血管の慢性的な収縮」が引き起こされる。


そしてもう一つは、今回のお題でもある「糖質」の過剰摂取である。


当たり前だが、糖質を摂りすぎると血糖値が高くなる。


血糖値が高い状態が長期間続くと、大量のインスリンを作るために膵臓が酷使され、やがて糖尿病(2型)になるのは容易に想像がつくが、


慢性的に血糖が高い状態が続くと、毛細血管が破壊され、網膜症や神経障害を引き起こす。


さらに、血液の濾過装置である腎臓に障害をきたし、最後は人工透析に頼らざる得なくなる。


毛細血管の血流障害とは、簡単に言うと「細胞の隅々まで栄養や酸素が行き届かず、組織から出る老廃物も排泄できない状態」である。


当然、この状態ではいくらマインドを静かにして自律神経系のバランスを整えたとしても、自然治癒力はうまく働かないのである。


これが、先に述べた「The rule of the artery is supreme.」の所以である。

では、糖尿病は何故なくならないのか?


それはズバリ、治療法が間違っているからである。


日本糖尿病学会では、食事療法として「炭水化物を50-60%、タンパク質20%を目安とし、のこりを脂質とするが、脂質が 25%を超える場合は、多価不飽和脂肪酸を増やすなど、脂肪酸の構成に配慮をする」とある。


要するに、糖尿病の原因は肥満であり、よって「脂質」を制限することが必須であるという考え方である。


しかし、この食事療法で糖尿病が治るのか?


答えは「否」である。


逆に、生涯にわたって血糖値を下げる薬を飲み続けることになる。


結論を言うと、糖尿病を治すには「糖質制限」以外にない。


実際に2019年、アメリカ糖尿病学会は、長年日本同様「脂質」を制限することが最良とされてきたが、ついに「糖質制限が血糖を改善する最も多くの証拠を示している」と結論づけた。


また、現在日本糖尿病学会や厚労省が推奨している、炭水化物の割合を50~60%摂ることに関して、それを裏付ける証拠はないということを示した。


このように、以前は常識だったことが、今は非常識となっている。


というか、今までの治療法をめぐって訴訟が起こるレベルである。

改めて言う。「糖質は必須栄養素ではない」

中毒性があり、摂りすぎると健康を害する嗜好品である。


そしてここが非常に大切なポイントになるのだが、この「糖質は嗜好品である」という新しい認識が、逆に糖質を食べる場合は「本当に上質なものを心から楽しむ」にパラダイムシフトしていただきたいということである。

実際に糖質制限をしていただければわかるが、糖質を食べた時の「突き抜けるほどの美味しさ」を体験することになるだろう。


私自身も昨年の12月から約2ヶ月ほど、糖質制限を続けているが、過去に味わったことのない「体調の良さ」を体験している。フィジカル的にも精神的にもである。


具体的には下記の効果を感じている。というか、マインドへのアプローチとこの糖質制限を組み合わせれば、このまま死ぬまで病気にならないんじゃないかとすら感じさせる体調の良さである。

  • 体重減少

  • むくみ減少

  • 皮膚の状態が良くなった

  • 髪の毛が全く抜けなくなった

  • 食べた後に眠くならない

  • 集中力の向上

  • 睡眠の質の向上

  • 精神が安定(イライラ減少、理論的思考にシフト)

  • 朝起きて口の中のベタつきが減った

  • 口内炎が出なくなった

  • 視界がクリアになった

かなり長いブログになってしまったが、それほどに確信を持った内容であるとともに、多くの方の不調を改善するために必ず役に立つものだと考えている。


そこで、読谷ホリスティックスでご好評をいただいている「3泊4日ファスティングプログラム」に続き、「3泊4日糖質制限プログラム」として、みなさまにご提供できればと、現在プログラム製作中である。


ファスティングプログラム同様、オステオパシーやエサレンなどの真のボディワークを体験していただきながら、Body/Mind/Spiritのホリスティック理論やマインドの科学を学び、食べることを楽しみながら、体に関する正しい栄養学と継続可能なレシピも習得していただくなど、盛りだくさんな内容でご紹介できればと考えている。


ぜひお楽しみに!




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