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片桐 豊文
TOYOFUMI KATAGIRI

​読谷ホリスティックス院長

オステオパス(整骨医)

​統合自然療法士

1975年北海道生まれ、趣味:波乗り

好きな言葉:Be still and know(静まりて知る)

【取得学位】

  • オーストラリア公立サザンクロス大学 臨床科学 オステオパシー医学学士

  • オーストラリア公立サザンクロス大学大学院 オステオパシー医学修士

  • 統合自然療法士(Diploma of Integracy)

【所属団体】

  • Osteopathy Board of Australia(国家資格番号:OST0001999620)

  • Osteopathy Australia(登録番号:6409)

2008年、できる限り薬や手術に頼らず、人間が本来持っている「自己治癒能力」を高めることができたらもっと病人を減らすことができるのでは?そんな漠然とした疑問から、代替療法という日本ではまだまだ認知されていない世界に足を踏み入れていました。

東京で様々な代替療法を一度に学べる統合自然療法の専門学校に1年半通い卒業はしたものの、代替療法の知識や技術を知れば知るほどもっと人間の身体についての深い知識が必要だと感じるようになりました。

いくらテクニックを学んでもその使い方と使う場所を間違えれば全く意味がありません。それどころか中途半端な医療知識ではいくら代替療法といえども危険を伴いますし、場合によってはさらに症状を悪化させることもあります。

そんなジレンマから思い切って代替療法が盛んなオーストラリアでもう一度勉強しなおすことを決意し渡豪。4ヶ月間語学学校に通い、やっとのことでシドニーの自然療法の専門学校に入学。しかし、1年間通ったものの民間の専門学校で学べる限界を感じることに。

ちょうどその頃、以前からその医療哲学に感銘を受けていたオステオパシーが大学で学べることを知りすぐに大学へ編入。大学・大学院の合計5年間のコースを無事卒業し、日本人としては初めてオーストラリア政府が定めるオステオパシーの国家資格を取得しました。

オーストラリアではアメリカ、イギリス、ヨーロッパなどと同様に代替療法医はスペシャリストとして一般医と連携をとりながら、どのアプローチがその患者にとって最適なのかを一緒に考えて治療プランを作っていきます。そして、必要に応じて一般医が代替療法医に紹介状を書いたり、反対に代替療法医が一般医に患者を紹介することも日常的に行われています。

日本でも最近になってようやく一部の医師によって西洋医学と共に代替療法の有効性と必要性が認識され、他の先進国と同様に統合医療の考え方が少しずつ浸透してきております。しかし、日本ではこういったシステムは確立されていないため、いまだに必要以上の薬や手術に頼ることが多く、患者もまたそれが当たり前だと思い込んでいるのが現状です。

エビデンスベースの医療知識をもとにした物理療法とともに、必要に応じて頭蓋仙骨療法に代表されるバイオダイナミックなアプローチも駆使し、誰もが持っている自然治癒力を引き出すように導くのがオステオパシーです。不調の原因を局所ではなく人間全体(Body/Mind/Spirit)を通してホリスティックな視野で追求していくオステオパシーは「病気を中心とした」治療ではなく「人を中心とした」治療法です。

このように、身体に負担のかかる薬や手術にできる限り頼らず、自分自身が持つ生命力に仕事をさせるとても理にかなった治療法であるにも関わらず、日本におけるオステオパシーの認知度はほとんどないと言っても過言ではありません。もっと多くの方にオステオパシーについて知っていただき、みなさまのお役に立つことができればそれに勝る幸せはありません

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Mater of Osteopathic Medicine.jpeg
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